以前、ご紹介したこちらの「まんがでわかる伝え方が9割」の感想・レビュー。



 

これ、ビジネスだけじゃなくて家族や恋人、友人など日常的なコミュニケーションに役立ちます。
わたしはライターなので、ちょっとしたことばの選び方で相手を幸せにできたら本望です。

今回は、前回紹介しきれなかった「イエス」にかえる7つの切り口についてご紹介します。

1.相手の好きなことを伝える
例えば「デートをしたい」というゴール設定があるとき、相手の好きなことを伝えるとこうなります。
ラーメンが好きな相手→「駅前においしいラーメン屋さんができたの行ってみない?」
ゴールは相手とデートをすることですが「デートしない?」だと、相手があなたに気がない場合はすぐ断られます。
ただし、相手のすきなこと(例:ラーメン)を提示することで、「ラーメンを食べに行く」ことを手段に目的(デート)を達成することができるのです。

他には、仕事の締め切りが迫っている場合「もう少し時間をください。」では時間調整できなかったあなたの落ち度でしかありません。
ただし、「クオリティを上げたいので粘らせてくれませんか?」と言い換えることでどうでしょうか?
相手に頑張っている、あともう少しで完成しそうだという印象を与えることができます。

どちらの例もゴールへの持っていき方を相手の好きなことです。
つまり、自己中心的なお願いではなく相手中心のお願いごとなので、「イエス」にかえることができるのです。


2.選択の自由
どちらを選ばれてもいいように自分のやってほしいことを2つ以上並べる方法です。
例えば、カフェで定員さんに「デザートはいかがでしょうか?」と言われてもそんな気分じゃなければ断ります。
ただし、「デザートに季節のフルーツタルトとマンゴープリンがあります。どちらかいかがですか?」と聞かれると、じゃあこっちで!となりませんか?

「デザートはいかがでしょうか?」よりも「デザートに~はいかかでしょうか?」の方がデザートを頼むこと前提で話を進めています。
このことばの選択が相手の行動を一歩先へうながす味噌です。

この方法を1.「相手の好きなことを伝える」と掛け合わせるとこうなります。

「駅前においしいラーメン屋さんが2つオープンしたの。こってり濃厚豚骨スープのお店とあっさり醤油ラーメンのお店どっちに行きたい?」

こんな感じ。
相手の好みを知っている必要がありますね!!
そのあたりはリサーチしときましょ。

3.認められたい欲
これはビジネスシーンでよくみかけます。特にできる上司がよく使っている方法です。
だれでも認められたい欲はあるものです。
自分よりも仕事ができる人、あこがれの人、上司に「頑張っているね。期待しているよ。」と言われてうれしくない人はいません。
むしろ、「自分のこと見てくれているんだな。」とさらに認められたい欲が出て「もっと頑張ろう!」と意欲的になります。

「あなたは企画力があって、なおかつ仕事が丁寧で信頼している。この仕事もやってもらえる?」

そう言われたらどうですか?
「これ、今日中にやっといて。」と仕事を頼まれるよりも「頑張ろう!」と仕事を請け負うことができるのではないでしょうか。
これが「仕事をさっさとやれ!」「こんな簡単なこともできないのか!!」と毎日どなってばかりの人に対しては忠誠心は出ません。いつも怒られないようビクビクして、言われたこと以上をやろうという気力もそがれてしまいます。

わたしは前職で信頼している上司たちは「いつもありがとう。」「期待しているよ。」というポジティブなことばのシャワーをくれました。「期待しているよ。」と言われると今まで以上に期待に応えたくなる。仕事にハリが出て頑張れる。認められたい欲の塊の若者はちょっとしたことばの選び方ひとつで行動が変わってくるものです。

4.あなた限定
「こんなこと相談できるの〇〇だけだよ。」
「この重要な仕事たのめるのは〇〇しかいないんだ。」

あなたは特別な存在だ、と言われると人は動くものです。
その他大勢ではない、あなただからできることがある。
これって必要とされている感を刺激されるんですよね!!

この方法を3.認められたい欲と掛け合わせるとこんな感じ。

「いつも仕事がんばっているね。期待しているよ。そんな〇〇にしか頼めない仕事がある。お願いできるか?」

ここで、相手の名前を言うとさらによい。
とてもよい。

5.チームワーク化
これは相手が「面倒くさい」「自分がやる必要がない」と思っているときに効果的です。
たとえば、学生や社会人になってからの飲み会の幹事!超面倒くさい!!
できることならやりたくない!!
たっだし、「一緒に幹事をしよう!盛り上げよう!」ということで断れるどころか、相手はちょっと嬉しくも感じるのです。

人は幼いころから「一緒に〇〇しよー!」と言っているものです。
一緒にトイレいこ?
一緒にラーメン食べに行こう?
自分はそんなつもりはなくても誘われると「いいよー。」と言っていることないでしょうか?
これ、無意識のうちに行動しているんですよね。

わたしは一人旅に慣れていてグループで行動する女子旅はあまり好きではありません。
しかし、友達と一緒に何かをすることを目的としているので「鎌倉旅行しよ!」と言われると、目的地に興味がなくても「いいねー、いつにする?」と話を進めていきます。

けっこうみんな使っている「チームワーク化」して自分の目的を達成する方法も意識して使ってみるのもありですね。

6.嫌いなこと回避
例えば、寝る前に歯を磨こうとしない子どもに対して「歯医者さんで痛い思いしたくなかったら、歯を磨こうね」とこんな言い方になります。歯医者が好きな子どもはいません。

ただ、こちらの方法は上から目線になったり、相手のやる気をそいでしまう危険があるので多様することはおすすめしません。
他の方法が利かなかったときに使ってみるのがいいでしょう。

7.感謝
ありがとうと感謝されると断りにくいものです。
「いつもありがとう。これ、お願いできるかな?」
と言われると「しょうがないなー、もう。」と不思議と受け入れてしまうんですよね。


以上が「ノー」を「イエス」にかえる7つの切り口でした。
ことばを少し変えるだけで、人間関係が驚くほどスムーズになるなら試してみたいですよね。

この本を読んで「うわー!わたしNGワード連発してた!!」と気付くことができました。
まだまだ、ためになるはなしばかりなので知りたい人は是非本を読んでみてください!!


活字でがっつり読み込みたい!という人にはこちらの書籍がおすすめです。