
こんにちは。
旅ライターのしほです。
わたしは5年間務めた病院でのリハビリ職を辞めて、
2017年4月からフリーのWEBライターをしてます。
自己紹介をすると「文章が書けてすごいね。」と言われます。
それを聞くたびにこころの中でつぶやきます。
「みんな小学生の頃から作文とか文章書いているよ!」
そう、みんな文章は書けるのです。
あとはWEBライターになりたいと思って行動するかどうか。
優秀な面倒見のよい編集者・ライターさんに出会えるかどうか。
ただそれだけなんです。
「わたしには無理だよ。」
いやいやいや、
わたしこそあなたの職業はできませんよ。
たぶん、そんな感じの感覚なんです。

最初は誰もがゼロスタート。
誰だって、最初は初心者です。
自分で勉強して、分からないことをつぶしていく。
学生の頃から、勉強ってそんな流れでしたよね。
社会人になってからも、その繰り返しで常に学んでいく。
わたしは、仕事で使う一眼レフを買ったのは去年の10月です。
それまでは、写真といえばスマホで撮るくらい。
それが今では大事な仕事道具!
プロのカメラマンと比べると、写真は下手くそです。
少しでも目をとめてもらえるような写真がとりたくて、
写真の構成やカメラの設定をネットで検索します。
プロのカメラマンの友人に教えてもらいます。
そして、FacebookのアルバムやInstagramに投稿。
まわりの人の反応を見ています。
「こんなの恥ずかしくて人に見せられない。」
「もっと上手になってから公開する。」
そういう人もいるでしょう。
大丈夫、大丈夫。
たいして誰も見ていないし!
なにより、その本質が分かる人なんて極わずかですからー!!

ゼロにこつこつイチをたしていく
前職も今の仕事もそうでした。
魔法か何かでパーッと全てうまくこなせるようになりたい。
いつもそう妄想しています。
編集者・ライターさんへの記事のネタ出しだって、
一発OKされるようなものを出したい。
でも、現実は違うわけです。
写真はピントが合ってなかったり、
水平線がゆがんでいたり、
使える写真が10枚とって1枚くらいだったり!
記事のネタ出しだって何度も何度も返されて、
「これ、最高じゃない?」
そう自信をもって再度提出したものが返ってくると撃沈。
でも、今の自分を受け入れてゼロスタートできるんですよね。
こつこつゼロにいちをたしていく。
誰かと比べるんじゃなくて、過去の自分と比較。
「これ、前は下手くそだったけど、できるようになったな。」
そうやって過去の自分にイチをたしていく。
自分を認めていく。
その作業の繰り返しなんです。

最終的には自分が納得しているかどうか
写真も文章もクライアントがいる場合は、相手が満足するかどうか。
お金をもらうということは、そういうこと。
ただし、個人のSNSでアップする文章や写真は
最終的には自分が納得しているかどうかになります。
「わたしはプロじゃないから。」
「もっと上手になったら公開する。」
そういって、隠していると一歩も進んでいないことに気付きます。
よしよし、これいい感じだぞ。
そう自分が納得できたものを少しずつ公開していくことをおすすめします。
案外、まわりの人が褒めてくれるので
「おや、わたし上手いんじゃない?」
とポジティブ思い込みが加速していきます。

行動するときの原動力は「これやってみたいな」
何かをするときは、
自分が挫折を経験してそこから這い上がって成功したとか、
自分や家族が生死をさまよったとか、
大それた理由がないといけない!と思い込んでいる人が少なくありません。
ぶっちゃけ、何か新しいことをはじめるときの原動力って「これやってみたいな。」くらいの感覚でいいんです。
誰かに説明するときは、脚色した理由を用意しておくと印象がいい、ただそれだけ。
理由ばかりあれこれ考えて、一歩も行動できてない人をみるとなんだかなーっと思います。
行動しながら考えるのが一番効率がいいのにな、と。
むしろ、行動しないための理由作りに見えてしまいます。
受験勉強だって、教科書の1ページ目からノートを作るより、
過去問題をひたすら解いて、分からなかった部分をまとめて
自分だけのオリジナルノートの方がためになります。
自転車に乗れるようになるまでのことを思い出してみてください。
「まず、ハンドルを両手でもって、サドルにあしをかけて、」
なんて頭で考えてから練習しましたか?
まずは、大人が手本を見してくれて、次に自分が自転車に乗って、
転んで、転んで、進んだら曲がれない!ドーン!!ブレーキは少しずつかけると体に衝撃が少ないとか。
全部、行動しながら学んでいったはずです。
行動しながら考えるのが一番身につくんですよね。

自分に自分で許可を出してあげて
誰よりも、あなたの行動に制限をかけているのは自分自身です。
親がこう言ったから、パートナーが止めるから、家庭があるから、仕事があるから。
本当にそうですか?
誰かを理由に、自分が行動しない現実を作り出していませんか?
あなたの人生、自分に自分で許可を出してください。
例えば、ライターになりたい人で就職活動で希望の会社に内定がもらえなかったとします。
それは、ただのマッチングの問題なので、あなた自身が否定されたわけではありません。
あなた自身が得意とする分野で、紙媒体、WEB媒体、専従・契約・フリーランス…働く場所と働き方のパターンを変えれば多くの選択肢ができます。
誰だって、最初は初心者なんですから、
希望の場所でライターができなかったら、
ステージを落として、個人のブログからでもかまいません。
少しずつ実績をつくって、仕事をもらいに行けばいいんです。
最初から100点満点を狙ったり、
上手な人と比べてしまうから、
しんどいんだろーなーと思います。
30点でも、60点でもいい。
過去の自分より点数が上がっていたらいい。
あとは自分が納得できるかどうか。
自分の文章や写真が批判されるのが怖い人は安心してほしい。
まず、身内から公開していけば面と向かって批判する人はまずいません。
(※誹謗中傷系は批判のブーメランがあります)
むしろ、他人の目がある方が成長スピードが早くなります。
他人の目はプロである方がなおよろしい!
プロの子弟になるのが一番の近道!!
プロに批判されるのが怖い人もいるでしょう。
大丈夫、大丈夫。
初心者が一発目からOKもらえることはないです!!
むしろ、指導してもらった方がいいんです。
上には上がいる、その上の人から見てもらう自分は足りないところだらけですわ!!
まずは、現状の自分を受け入れて、そこからゼロスタートです。
以上、誰だって最初は初心者で上には上がいるから、あとは自分が納得できるかどうか、でした。
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